前後が逆になったおかげ。前輪駆動の操作性、F3。

帰り。橋の欄干ビュー。ほらきれいだ。

歯医者へ行ってから買い物をした。買い物は比較的時間があったのであせらずゆっくりスーパーマーケットを回った。二階に新しくできていたフードコートや、ペットショップで子猫まで見た。

歯医者に行くのがストレスだった。治療が怖いわけではなく、治療室が狭くて、そこへ電動車いすで入ってまた出てくるのがおっくうなのである。

ペルモビール・C350だとぎりぎり。F3は情報として回転半径が小さいというのは知っていたけど、はたしてそこまで運転技量があるかどうか。実は同じ理由で持病のクリニックに行くのも自信がなく、夏は主治医に電話して薬を送ってもらっていたのである。熱中症になりそうだから、という理由で。

ところが先週、うっかりガムを噛んでいたら入れていた歯が取れてしまった。取れた歯を知らずに口の中で咬んでしまう感触はいやなものである。たまに夢でも歯が砕けたりするものがあるが、ああいう夢もいやだ。

そういうわけで一週間ぐずぐずとしていてやっと予約の電話を入れたら、明日来いという。人気で混んでいるのにあいかわらず親切だ。

ドアへの侵入角度だけ失敗したものの、おおむねスムーズに入って出てくることができた。ここにいたってようやく僕は「前輪駆動のほうがいいな」とはっきり思った。

前輪駆動に乗っている人たちはみな「前輪駆動のほうがいい」といっているような気がするけど、僕としては次に購入する際、前輪後輪が選べるのだとしたら悩ましいよな、と思っていた。そこまで前輪駆動に優位性あるかなあ、という感じ。

ペルモビール・F3のほうがC350より狭い場所ではあきらかに小回りが効いて、操作性も全然いい。ただもちろんその独特な操作方法がわからないと行動不能に陥るので、こちらの記事を参照願いたい。→ 前輪駆動、運転のコツ・ペルモビールF3

だいたい電動車いすをうまく運転すると女性受けがいいのだが、バックでドアを出ていく僕を見守っていた歯科衛生士の人が、よほど見事だったのか(自分で書くのもあれだけど見事。でもそれはF3の性能)、手を叩いて「すごいスムーズ!」と驚いていた。

確かに前もいつも行くスーパーの酒売り場で、C350では絶対入れないような(入ろうとも思わない)狭い場所があるのだが、F3ではなんなく通り過ぎてしまい拍子抜けをした。

前輪駆動のデメリットは、直進時にやっぱり若干ふらつく感じはあるかなあ。操作系の液晶パネルを見ようとして少しでも注意がそれるとふらっとする。といっても後輪駆動に比べれば。

使用感としては前輪駆動のほうが満足はあるだろう。

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