サンクチュアリコート琵琶湖・ベネチアンモダンリゾートに泊まりにいくということで、妻より早く家を出てVクラスを取りに行くと、またバッテリーが上がっている。
この一年で3回め、今度は半月でこれだ。なかなかがっくりくるというか、架装のキルスイッチまでつけたにも関わらず、じゃあどうしたらいいのだ、と軽く途方に暮れた。
オーナー制会員ホテルということで招待していただいたのだけれど、なかなかスーパーなホテルである。宿泊客は圧倒的にシニア層が多い。
そのためもあってか、特にバリアフリールームというものはなく、すべての客室がバリアフリー仕様となっている。洗面台の下も抉ってあって、車いすでも快適に使用できる。
バスルーム。下手なバリアフリールームよりバリアフリーだ。浴槽をまたげないので入浴はできないが。
夜に選んだ鉄板焼きとバーがよかったのか、一泊なのにずいぶんゆっくりできた。
朝食はブッフェで、なんか陳列台が高くて料理が見えない。ああ、シートを上げてやればいいのかとそのようにする。トレイはF3の肘かけに置いて押さえるようにすれば大丈夫。若い女性スタッフが近づいてきて「何か、お手伝いしましょう」と、言ってくれる。
いつもの癖で、礼を言いつつも断ってしまう。ところが彼女は引き下がらない。ぜひさせてください、と言う。
妻からの注意を思い出し、僕は少し笑顔をつくってトレイをお渡しする。実は自由にやりたいだけというのもあるのだけれど、親切な申し出は受け入れたほうがいい。
今日は洋のものをいただきたいな、とか、じゃあそのスクランブルエッグをとか。コーナーを一周回って親切にテーブルまで運んでくれる。妻もあれ持ってこようか、これいる? など、皆にちやほやされる。
行きも帰りも、昔からお世話になっているケアタクシーさんにお願いができた。特に帰りはまあまあな雨で、もし自力で帰ろうとしたら大変なことになっていたはず。
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