入れられる量と使い勝手のせめぎ合い。車いす用のバッグ。

左は新しく購入したスクエア、右はホリゾンタル。

ニコモビリティさんの販売している車いす用(というわけでもないみたいだが)、オランダ製Quokkaのホリゾンタルバッグを使っているのだけど、僕だとちょっと使い勝手に難があり地味に困る点がいくつかあった。ただこれは製品のというよりも僕の使い方である。それで、新しく同じシリーズのスクエアバッグというのが出ていたので購入してみた。


ホリゾンタルの地味に困る点ひとつめ。このように持ち手が後ろ側についているため、斜めになって非常に持ちにくい。室内までその車いすを使っている人はほぼつけっぱなしか、あるいは棚まで行ってバッグを外すだろうから問題ないのだろう。僕は現状でF3を玄関の外に置いてあるため、そこまで歩いて持っていくのに疲れてしまう(置いてバランス悪くて何度も置き直す、幅がこれだけ生じるのであちこちぶつける)。スクエアも割と持ち手は後ろにオフセットされているけど、こっちは問題ない。


後ろは同じ仕様のアタッチメント。車いす側につけたアダプターに装着する。
大きさはこれくらい違う。ホリゾンタルに入れていたものは、長財布を除けば全部スクエアに入った。紙幣はまあたたんでミニ財布に入れればいいか。スクエアは後ろ側に四角いバット状のものが入っていて、形状が崩れないようになっている。これはいいね。


開口部。ホリゾンタルの困った点ふたつめ。このベロ(裏がオレンジ色)を跳ねあげないといけないが、僕の場合、ひじ掛けと自分の胴体が邪魔してベロが開けにくいし閉めにくい。スクエアにはそれがないので助かる。

ちょっと気になるのはスクエアのジッパー部品が変更されたこと。ホリゾンタルのジッパーの方が上質な感じがあり、実際に開閉が滑らかだ。スクエアのはちょっと引っかかるし重い。

スクエアについている黒い円形のキーホルダーは、家の鍵などをつけておくキーリール。これは巻取り式なので、鍵を引っ張って開錠したらすぐにしまうことができる。これもすごい便利だ。

ということで、スクエアに買い直してよかった(結構悩んでいた)。ニコモビリティさんはこういった小物から大物まで、車いす関連に特化したショップなのでとても楽しい。オーナーさんも車いすユーザーなので、他では見ない物が置いてある。
https://www.nico-mobility.com/

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