尖足の方は必須の調整(と思います)


尖足(せんそく)というのはさまざまな理由で足首が90度まで曲がらず、常につま先しか接地しない足のことをいう。

我が家でシアターシートになったペルモビールC350に座った妻が「もっと足先をこう伸ばしたい」というので(「こう」と言いながらつま先をくいくい動かす。ちなみに妻は尖足ではない)、確か調整できるよと答えておいた。ネジか何かはまっていてそれで調整が効いたはずである。

フットレストを跳ね上げてみると写真の赤丸部分のボルトだ。写真はF3の同部分。

それで気がついたのだがF3のフットレストがどうも決まらない。僕は左右の足の長さ違いもあって調整はゆっくりやろうとは思ったのだけど何度やってもだめ。その時点で四回調整。

長さとしては大丈夫なはずだが、走っているときに右足の裏へ非常に強く圧がかかる。そのためF3を降りるとひざが痛む。静置で座っているとぴったりだが、走ると足が緊張して(特に右足)力が入りすぎるようだ。

それでシアターシートC350のフットレストをいじっていて「あこれか」と思ったのである。しかしC350のときはあまり気にならなかったな。

下の写真はF3。ボルトの調整ではどうも僕の尖足には対応しきれないようなので、ボルト自体を抜いてしまった。


それがこの状態。かなり角度がついているが乗った感覚はこれで水平というか。尖足の方はまずこの角度を合わせてから長さ調節したほうがいいです。僕はここからまた長さを短くしてようやくベストフィッティング。人馬一体ってこういう感じ。電動フットレストなので前にぴゅーっと上がる。

これはちょっとわからないで書いてしまっているのだが(専門家には聞いたが)、完全に歩けない、また足に力が入らないといった場合でも、靴とフットレストを足に合わせてきちんとフィッティングを行うと座位はずいぶん安定するようです。

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