引くほうがいいか、押すほうがいいか。段差と傾斜に対する強さ。

結論から書いてしまうと、F3は段差や傾斜に弱い。

理由はこの画像のとおりで、段差や傾斜に前から進むとおのずと荷重は後輪にかかる。このとき後輪駆動のC350であれば、駆動輪は後ろなので地面に対してタイヤがよくグリップし、推進力を生む。

ところがF3の場合、荷重がかかるのはキャスター輪である。前輪は浮いてしまうというと大袈裟だが、トラクションが得られず空転してしまう。実際、マンション入り口に段差対策として車用のスロープを設置しているのだが、納車日にスリップして上がることができずかなり焦った。C350ではそんなことがない。結局、もっとなだらかになるよう大きなスロープに交換したが、ちょっとした段差でタイヤが空転してしまうことは本当によくある。

頭の良い方であればすぐにわかると思うのだが、そういうときはバックで対処する。まあこうすれば駆動輪に荷重がかかるのはC350と同じになるわけでまあまあいける。しかしたぶんその重量のせいでC350ほどではないが、これはもう責められない。それだけの装備を満載しているわけで、じゃあ装備を削れば良いということになる。どちらをとるかだ。

ということで、車好きの方であればこの駆動輪が前なのか後ろなのか、荷重かかるとどういう挙動なのか、割と常識的な話なんじゃないかなと思う。


これは近所にある歩道の傾斜。写真ではよくわからないが斜めに傾斜している。それもあまり急には見えないのにかなりの急斜面である。たぶん6キロで行ったら転倒する可能性すらある。僕はまあまあな斜面かなと思って徐行で入ったのだが、横にも傾いているのに気が付かず、結構怖い思いをした。F3で初めて通った道なのでわからないが、これはC350でも同じことだと思うので、本当に歩道の路面状況は注意したい。

F3(たぶんF5も)とて万能とはいかない。今後もしペルモビールに後輪駆動車が復活して、どちらを取るかといわれたら、やっぱり前輪駆動かな。それくらい狭いところでの取り回しが違う。運転技術では代えられない。

全然違う話だが、今年の冬で一番おいしかったのは自家製のおでん。練り物に頼らないで作ってみようと思って、さてじゃあ何を入れようと物色していたところ目に入ったのが海老芋。これは京野菜らしいのだが、里芋っぽいんだけどもっと大きくて、これも里芋類である八つ頭に味は近いかのもしれない。でもえぐみというか、もっと癖が強くて、でもそれがうまいんである。

結果は大成功で、家族からも非常に好評。あくがかなり強いので念には念を入れて下処理をした方がいい。皮はしっかり剥いて、塩を振ってしばらくおき、一度茹でて水にさらしたら、念入りに水の中でねばねばをとる。海老芋入りのおでんは、わが家の風物詩になりそうだ。はんぺんを最後に入れるのもおいしい(あまり煮てはだめ)。

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP