惨めか優雅か。雨の外出に備える。

雨の日は外に出ない、で済むならいいのだが、約束や予約があると意外にそうもいかないのである。

妻からはポンチョタイプの雨合羽をずっと薦められていて、でも固く拒否していたのは、じゃあそれで外出先に行ったあと、そのずぶ濡れの雨合羽をどうするのかということ。大きなごみ袋でも持って行って、脱いでそこに入れるしかないが、一苦労だし時間もかかる。なんか、その作業で服も濡れる気がする。妻にはそう説明もしていたけど、それでもことあるごとにポンチョを勧めてくれていたのである。

いつもどうしているかというと、透明な大きめのビニール傘を、あまり効かない右腕で抱えるように差している。風が吹くとずれる。走る振動でどんどんずれていく、その度に差し直す。

大袈裟と思うかもしれないが、特に寒い日の雨はみじめな気持ちになる。

なんか骨組みがあって軽い屋根でも車いすの背中につけられればいいんだけどな、と話していた。でもそういう既製品はなかなかない。流用できそうな海外製品は検索すれば出てくるけど、使えなかった時に捨てるのがいやだ。

それで、こういう傘を見つける。この写真だとわからないかもしれないが、

前後の長さが違うのである。この傘はsenz°という商品で、サイズは色々あるが一番大きなXXL。国内販売だと黒しか売っていないため、本国サイトで通販した。本来は短いほうが前らしい。このメリットは強い風に対して柔軟に傘が流れるので、破損しにくいということだそうだ。それを前後逆に装着。うん、いいじゃないか。

雨の日に乗ってみないとわからないけどね。夏の日差しでもパラソルがわりになりそうな。カメラ機器のスーパークランプを介してひじ掛けに装着した。カメラ用品はとにかく汎用性と堅牢さがすごい。アーム系は迷わずカメラ用品から選ぶようにしている。今回はクランプだけで完全に固定するわけではなくて、右手もちょっと添えながら使う予定。

これでもつま先は濡れてしまうだろうが、まあまた考えるかな。靴カバーつけるとか。

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