惨めか優雅か。雨の外出に備える。 2024.03.23 permobil F3 雨の日は外に出ない、で済むならいいのだが、約束や予約があると意外にそうもいかないのである。妻からはポンチョタイプの雨合羽をずっと薦められていて、でも固く拒否していたのは、じゃあそれで外出先に行ったあと、そのずぶ濡れの雨合羽をどうするのかということ。大きなごみ袋でも持って行って、脱いでそこに入
いい道を作ってしまう。サスペンションをやわらかく。 2024.03.22 permobil F3 僕に納車されたF3のサスペンションはかなり硬めである。それでも調教が心地よいので、このままでもかまわないなと思って乗っていた。ただほんとに硬めだ。1センチくらいの軽微な段差でもC350のように無視するというわけにはいかない。それでずいぶん前にYoutube動画で、F3/F5のサスは調整で
引くほうがいいか、押すほうがいいか。段差と傾斜に対する強さ。 2024.03.15 permobil F3 結論から書いてしまうと、F3は段差や傾斜に弱い。理由はこの画像のとおりで、段差や傾斜に前から進むとおのずと荷重は後輪にかかる。このとき後輪駆動のC350であれば、駆動輪は後ろなので地面に対してタイヤがよくグリップし、推進力を生む。ところがF3の場合、荷重がかかるのはキャスター輪である
入れられる量と使い勝手のせめぎ合い。車いす用のバッグ。 2024.03.14 permobil F3 左は新しく購入したスクエア、右はホリゾンタル。ニコモビリティさんの販売している車いす用(というわけでもないみたいだが)、オランダ製Quokkaのホリゾンタルバッグを使っているのだけど、僕だとちょっと使い勝手に難があり地味に困る点がいくつかあった。ただこれは製品のというよりも僕の使い方である。
あたたかみ。冬の防寒。 2024.01.30 permobil F3 もうこの時期は革手袋ではぜんぜん足りない。こういう綿かなんかが入っている手袋じゃないと指が痛くなる。電動車いすは本人が動かずただ座っているだけなので、かなり寒さの影響を受ける。だから以前はどちらかというとお腹とか、ひざまわりを中心に防寒対策していたように思うが、今はほぼこれだ。まずカ
ラーメンに前のめる。食べやすくなった。 2023.12.02 permobil F3 最近は京都もさっぱり系と呼ばれるような醤油ラーメンが増えたけど、10年前は豚骨にしても鶏白湯にしても濃いめの脂の多いものばかりだった。引っ越してきた時は、京の薄味の反動なんだろうかと思うくらいであった。関東でも豚骨と魚粉みたいなスープがすごく増えて、昔ながらの鶏のスープは激減していると思うけ
前後が逆になったおかげ。前輪駆動の操作性、F3。 2023.11.26 permobil F3 帰り。橋の欄干ビュー。ほらきれいだ。歯医者へ行ってから買い物をした。買い物は比較的時間があったのであせらずゆっくりスーパーマーケットを回った。二階に新しくできていたフードコートや、ペットショップで子猫まで見た。歯医者に行くのがストレスだった。治療が怖いわけではなく、治療室が狭くて、そ
検挙される(ように見える)。橋の上から景色が見えた。 2023.11.19 permobil F3 やたら物々しく見えるのだが、都内某駅で階段介助をしていただいているシーン。エレベーターが工事ということなのであらかじめ駅に連絡したら、職員が階段で持ち上げるので大丈夫とのこと。いえ、と僕。人が持ち上げられる重さじゃないんです。私は降りるにしても130キロはあって──。その後こういうことになった。
ジョイスティックが2本ある生活。その2。 2023.11.11 permobil F3 ペルモビール・F3に2本目のジョイスティックをつけた。効き手は左手だが、左手で開き戸を開けつつ、右手で車いすをこれで操作して通過するというわけ。しかしあまりこういう使い方(サブとして使う)を考えられてはいないようで、いつものディーラー氏とペルモビールさんが悪戦苦闘(?)しているのを、謝り
自分で乗って、行って、降りる。車載・その2 2023.10.29 permobil F3 もう11月になってしまうが、夏の初めに次期車載車を購入した。しばらく車はいいやと思っていたのだけど、ベンツのVクラスでひとつ前のモデル、後期型の程度のよさそうなものがあった(あくまでよさそう、ということだけど)。内装が華やかだったのも理由のひとつ。テーマは一つに絞る。全て自分でできること。
人の親切を断ってはいけない、らしいです。 2023.10.20 permobil F3 確かめると京都植物園に一人で来るのは9年ぶりである。こう書いてみてもちょっと信じられない。秋になると毎年植物園に行きたいと思っていて、それには時間と心の余裕が必要だから、カレンダーを見ては最初に行った時のことを思い出していたけど、それがもう9年?一人でぼんやりしたい時に、京都植物園はいい
手すりは持ち歩いてしまえ。ヘッドレストは静かにさせる。 2023.10.16 permobil F3 車いすから立ち上がるときに手すりがあればいいのだが、駐車場所を含めてそれがないケースが多い。肘かけを頼って立ち上がることになるけど、どうも起き上がりにくいのである。ペルモビールのオプションに「サポートハンドル」というものがあったので購入してみた。考えてみると、電動車いすの駐車場所(あるいは移
ジョイスティックが2本ある生活。その1。 2023.10.14 permobil F3 ペルモビール・F3のオプションを見ていると、多様入力コントローラというのがいろいろあって、その中でもマイクロジョイスティック(左)とコンパクトジョイスティック(右)が気になった。しかし写真が1点しかなくて小さいので、大きさがよくわからずデモ機をお借りしてみた。実物を手にするとマイクロジョイス
至高の運転方法。前輪駆動のトリセツ。 2023.10.08 permobil F3 困っている人も多いと思うのでこれを書く。タイトルは「コツ」としているけど、前輪駆動車の運転方法といったほうが近い。特に後輪駆動からの乗り換えということだと、もうなにがなにやら、車いすがどこ行くかわからないという状態ではないだろうか。検索をしても「そのうち慣れる」としか書いておらず、まあまあ途方に
なるべくぶつけないように。ペルモビール社の工夫。 2023.10.07 permobil F3 わかりにくいかもしれないが、左がペルモビールC350、右がF3。まずキャスター輪の左右幅を外側で測った。C350は580ミリ、F3は500ミリだ。F3のほうが約80ミリ狭い。写真を見るとリアフォーク? がかなり内側にオフセットされているのがわかる。ペルモビールFシリーズの